2013年8月2日金曜日

翻訳はどうして大変なのか

自分が英文を読むときは、
単語を日本語に置き換え、
文脈で繋ぎあわせて読むような形を取ります。

これはとても効率が悪く、
数行読むだけでも疲労困憊となってしまいます。

よって日本語版が出ている書籍は大変ありがたい状態です。

今のコストを比較すると、

日本語版の誤差・誤訳に苦労する < 英語版を直接読む

なので日本語版を購入するのは合理的と言えます。


でも世の中には、
このコスト差が逆転している日本人だって大勢います。

その人たちが立ち上がれば、
日本語版はもっと充実…とはいかないのではないでしょうか。


ここまで英語のレベルが上がっていると、
日本語に置き換えずに英語のまま読んでいる節があるからです。

考えてみれば当たり前の話です。

日本語に翻訳しない分、
コストが低いだけの話なのです。

ある英会話を学習した人の伝記か何かで、
自分の思考が英語でできるようになって何かが変わったと読んだ記憶があります。
(要出典)

自分はそのレベルに到達していませんが、
この仮説はそこまで間違ってはいないと思います。


なので翻訳を行う際には、
省略できていた英語→日本語の変換に再度立ち向かわなければいけません。

それが大変な作業であることに変わりはなく、
どうしたって重要度の低い記事や書籍の翻訳は行われないわけです。

他の言語の情報を本気で収集したいのであれば、
横着せずにその言語を習得するべきなのでしょう。


結局のところ、
それが一番コストが低く済むのだと思います。

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