2013年7月11日木曜日

設定ファイルとデータベースの境界

ある程度ソフトウェアの規模が大きくなってくると、
設定ファイルだけではなくデータベースを使うようになります。

しかしデータベースのみを使うかと聞かれればそうではなく、
設定ファイルも継続して使われます。

まあデータベースの接続設定を書くために設定ファイルが必要なんですけど、
実際に見てみるとそれ以外も書かれているような気がします。

またデータベースの中身を覗いてみると、
これをデータベースに保持させるのはないわ~というデータも結構あります。

WebフレームワークのDIなんかは設定ファイル一択ですね。

つまりソフトウェアの規模以外にもどちらを選択するかの判断基準があるわけです。

個々に判断することはできるのですが、
その境界は一体どこにあるのでしょうか?

…って思いましたが、
よく考えればデータベースと設定ファイルには決定的な違いがありました。

データベースはデータを挿入したり、更新したり、削除したりするのでした。

それもソフトウェアが起動している最中に、頻繁に。

対して設定ファイルは基本的に起動時に読み込んでそれっきりです。
※キャッシュしないような設計にしない限りはですけど。

ならこう言い換えればいいのかな?
  • 設定ファイルはソフトウェアの起動時に使うデータを置いておく。
  • データベースはソフトウェアの起動後に使うデータを置いておく。
もちろん例外はあるでしょうけど、
これを基本方針としていいの…かな?

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