2013年5月30日木曜日

学習コストは初心者税の一種なのかもしれない

よく新しい技術に触れるときは、
学習コストを大きな要素として導入が検討されます。

この業界では、
どうもむやみやたらに学習コストが高く見積もられているような気がします。

本当に書籍すら出ていない最新技術ならかなり高いとは思いますが、
マニュアルが整備され終えた技術なんて大したことないでしょうに。

落とし穴も大抵は誰かがブログで愚痴っているので、
検索すれば対処法を学ぶことができます。

未だにSubversionすら学習コストが高いと言う人達は、
真面目に働いているのか疑問に投げかけずにはいられません。



おそらくこの認識の差は、
初心者税の一種なのではないでしょうか。

彼らの税率を下げるためには、
さぼっていた数百時間、数千時間の基礎学習が必要となります。

でも彼らは初心者税が高くて払えないので、
全力で払わずに済む方法をごり押ししているのではないでしょうか。

こんな人たちの存在自体は許容できるのですが、
一緒の仕事をしようものなら彼らに合わせるだけでこちらも税金を払う必要が出てしまいます。

自分は初心者税なんて極力払いたくないので、
一緒に仕事をしないように努めなければなりません。



こういう意味で、
少数の高レベル技術者と多数の低レベル技術者の編成は信用できません。

少なくとも、
同じプロジェクトでも完全に仕事を分けないとまずいのではないでしょうか。

高レベルの特権は、
初心者税の低さにあるのですから。



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